憧憬のヒマラヤ-イムジャツェ登頂-
Yearning for 6,000m's mountains - Climbing the summit of Island peak in the Himalayas -

2001年ニコンBisサロンで開催した個展 の紹介です。「日本フォトコンテスト」2001年5月号に口絵掲載されました。京都写真美術館のアーカイブスに収蔵されています。

 ネパールの東部に位置するクーンブヒマラヤ山域は、サガルマータ(エベレスト)、ローツェなど8000mを越える山が数多くあり、ヒマラヤの中でも一番知られている山域です。イムジャツェ(6180m、英名;アイランドピーク)は、サガルマータの南側にあり、イムジャ氷河の中に島のように屹立しています。
 この山域では6000m程度の標高を境に世界が異なり、それを越えるとそこは一年を通じて雪と氷の世界になることでした。ぜひその場所を自分の足で歩いてみたいと思っていました。99年の秋、イムジャツェ登攀パーティ(隊長;宮崎勉)に参加する機会に恵まれ、登頂することができました。
 6000mの世界は、予想以上に現実感が希薄な、別世界でした。今回の写真は、その時の登頂の様子と白い神々の山域を撮影したもので、このホームページをご覧の方にその世界を少しでもお伝えできればと思っています。
京都写真美術館のアーカイブスでご覧ください



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